埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1245
■ 種類 学会発表
■ タイトル
Current situation of PFC pollution in the basin of Tokyo Bay, Japan
■ 著者   Y. Zushi  横浜国立大学大学院
  F. Ye  横浜国立大学大学院
  M. Motegi  埼玉県環境科学国際センター
  K. Nojiri  埼玉県環境科学国際センター
  S. Hosono  埼玉県環境科学国際センター
  T. Suzuki  東京都健康安全研究センター
  Y. Kosugi  東京都健康安全研究センター
  K. Yaguchi  東京都健康安全研究センター
  S. Masunaga  横浜国立大学大学院
   
   
■ 出版元 (社)日本水環境学会
■ 出版年 2010
■ 誌名・巻・号・年 Water and Environment Technology Conference 2010, 25 June, 2010
■ 抄録・要旨  東京湾流域の河川水(n=76)及び下水処理場放流水(n=6)について、36種類の有機フッ素化合物(PFCs)を調査した。90%以上の試料からペルフルオロノナン酸(PFNA)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)が検出され、それらの幾何平均濃度(発生源の影響が顕著な地点を除く)は、それぞれ31、11、8.3ng/Lであった。現在PFCsは強い規制を受けているが、それらによる汚染は減少していないことが判明した。PFOS、PFOAの前駆物質では、ペルフルオロオクタンスルホン酸アミド(PFOSA、幾何平均0.46ng/L)が77%の試料で検出された。前駆物質の濃度はPFOS、PFOAに比べて低く、水環境への寄与は顕著ではないと示唆された。
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